井本工務店とは
熊本県八代にある大きな会社ではありません。
しかし、これまで培ってきた家づくりの技や知識をふんだんに使って、ていねいな家づくりをしています。
ていねいだから、時間がかかりますが、それは大切な家づくりをするために、必要な時間と思ってください。
お互いに時間と手間をたっぷり使って、希望を最大限に活かした家づくりをする。
それは、ゆっくりと楽しく家づくりをする、ひとつのビッグプロジェクトと成りえます。
わたしたちは、実際に家に使う木を、お客様に山に行って見てもらいたい。
山を見て、そして、話し合いをしながらプランを一緒にねっていく。
家はカタログや通販のように着せ替えて、いきなり建つものではないし、
パズルのようにはめこむものじゃない。
1年間ほどの時間を家づくりにかけてください。
わたしたちはお客様のビッグプロジェクトのお手伝いにあたりたいと考えています。
どうぞゆっくり時間をかけて、家づくりを楽しんでください。
the 80th Special Year !!
the 80th Special Year !!
『住まいを予防医学する本』に、「気持ちがよくなる設計」というページがあります。ここに掲載された写真の多くは村松篤の仕事です。つまり、この小タイトルは、そのままこの建築家の仕事を表わしていて、何故、心地よいかというと、まず寸法がいいこと、場と場の展開に切れ目がないこと、天井高と開口部の間合いがいいこと、材料の選択が適格であることなどが挙げられます。
この手法は、村松篤の手技というべきで、なかなか人に真似できないものと思っていましたが、氏は、わたしが開いている「定番学校」を自分にやらせてくれ、といいます。これに驚いたのはわたしです。
スタンダードな住宅に、最も縁の遠いと思われていた建築家が、よもや手を挙げるとは思っていなかったからです。しかし、それがもし実現されたらこれはヒットです。向上心を持つ工務店にとっては、氏の手技に学ぶまたとない機会といえましょう。
1959年静岡県生まれ。建築家。OMソーラー協会設立に参加。同協会取締役設計部長を経て、1996年に村松篤設計事務所設立、現在に至る。地元の杉材を使用し、塗り壁と和紙で仕上げられた住宅で、日本建築学会東海賞を受賞。2007年、これまでにない自身の新しい世界ースタンダード住宅「Bio森の家」を始動、現在その展開を図る。